歯並びが悪くなる原因としては遺伝的な要因と後天的な要因の2つに分けられます。
歯並びに大きな影響があるのは遺伝的な要因ですが、悪い歯並びは多くの要因が
相互に影響しあい成長の中で現れます。
・歯の大きさ、形、歯の生える時期、骨の発育
・乳児のむし歯、脱落
乳児の時期にむし歯などで、自然に永久歯と生え代わる以前に乳歯を抜いて、
その後適切な処置を受けずにそのまま放置した場合。
・指しゃぶりの癖
指しゃぶりや頬づえをつくなどの悪い習慣を続けて、顎の骨が変形してしまった
場合。
噛む力や噛みくせ、舌や唇の癖なども要因となります。
また口呼吸も歯並びや顔面の発育に大きな影響があると考えられています。
予防矯正や咬合育成って言葉ご存知でしょうか?
成長期にさわれるので、顎のずれや、骨格を改善できます。成長期なので、歯も簡単に早く動きます。その分お子様の負担も少なくてすみます。
歯を抜かずに将来矯正できたり、予防矯正の名の通り将来矯正しなくても歯が並ぶ事もあります。
歯並びが悪くなると…
歯並びが原因で身体に以下のような支障をきたす可能性があります。
矯正を行ったことによって自身を持つことができるようになったケースもあります。
お子さまのコンプレックスを解消し、歯並びやゆがみを治してあげることによってお子さまの心の健康を守ってあげることができます。
歯並びが凸凹だとハブラシが奥まで届かず清掃不良になり、歯周病やむし歯で歯を失う原因になります。80歳で20本歯を残す為にも良い歯並びが必要なのです。
凸凹の歯並びや、出っ歯、受け口になっているあごが正常に発育できないため、あごがゆがんでしまい顔の形に影響を与えることがあります。 また顎関節症などの症状を引き起こすことがあります。
歯並びが悪いと見た目が気になるため、歯を見せて笑えないなど劣等感が生じ心理的に与える影響は大きいのです。
歯並びが悪いと正常な発音がしにくくなります。
歯並びが悪いと物がよく噛めません。そのため胃腸障害などの原因になる事があります。
1期治療 3〜12歳まで |
乳歯列期からあごの横のずれを治したり6才臼歯の位置を理想的な位置に誘導します。 | |
2期治療 | 永久歯列で歯並び全体の治療に入ります。1期治療後に入ります。 | |
保定 | 治療終了後、歯並びが安定するまで簡単な装置を入れて後戻りを防ぎます。 |
歯並びやかみ合わせの気になるところについて相談します。
レントゲン・口腔内写真・模型など資料を採得しコンピューターを用いて分析します。
分析結果から治療方法、装置、期間、費用の説明をします。
矯正装置をつけると歯みがきがしづらくなり虫歯や歯周病にかかってしまうので、装置を付ける前と後に歯みがき指導を行います。
いよいよ治療の開始です!お口の中に装置が入ります。